第6回総会並びに講演会、懇親会のご案内

日本襖振興会の第6回総会を開催致します。

尚、総会に引き続き、講演会、懇親会を開催します。この講演会、懇親会は、正会員・協力会員の方々はもちろん、日頃お世話になっております関連事業者皆さま方にも、意見交換の場としてご参加頂けるように準備をさせて頂ました。ご参加の予定者は振興会の正会員である全国の襖内装材料店や協力会員である襖紙や下地メーカー、縁メーカー、襖製作業者などです。

講演会は、文化庁/第3次基本方針の直接担当官のお話し、住宅アナリストのお話し、’京町屋再生’のお話しを予定しています。私ども襖業界の将来にむけて、ひとつの指針になるのではないかと思います。つきましては、ご多用の事とは存じますが、講演会からご参加頂いて、襖関係の方々と忌憚のない意見交換をして頂き、少しでもご参考になればと思い、ご案内をさせて頂きます。

なお会場の都合で、人数に制限があり、およそ20名位の余裕かと思います。満席になり次第締め切らせて頂き、ご参加をお断りさせて頂くこともあろうかと存じます。この点、悪しからずご了承賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬 具

第6回総会スケジュール

開催日 平成23年8月27日(土曜日)

総会・講演会13:00~16:30  懇親会16:45~18:40

場 所  京都市/京都タワーホテル9階 TEL.075-361-3222

京都市下京区烏丸通七条下る(JR京都駅正面)

受 付 12:30~13:00

総 会 13:00~14:45 ≪飛雲の間≫

講演会 15:00~16:30 ≪飛雲の間≫

① 第3次基本方針と「くらしの文化」について

② 「くらしの文化」をどう理解して、襖の存在をアピールするか

③ 京町家、素晴らしき和室と襖のコンビネーション

懇親会 16:45~18:45 ≪八角の間≫

襖業界の関係者が一堂に集まる懇親会です。意見交換の場として、お時間の許す限り、お気軽にご参加頂きたいと思います。着席バイキング形式です。

会 費    講演会・懇親会参加    10,000円

講演会のみ参加の場合   5,000円

※会費は当日会場受付にお渡し下さい

第6回総会 講演会テーマくらしの文化

日本固有の文化と言われるものの多くが、和室という生活空間と密接 な関係をもっているということに異論はないと思います。それは生活習慣であれ道徳や美意識であれ、そういった〝くらし〟に密着する文化が形成し成熟していく過程において、必然的に求められた結果〝完成された住空間〟こそが、和室であるということができるのではないでしょうか。そこに和室の持つ重要な意義があり、まさに世界に誇れる日本が日本たる所以であると思います。また同時に和室をしつらえるための〝間仕切り〟としての〝ふすま〟は、それ自体が高い技術と意匠に支えられ、約1000年にわたって襖文化が形成されてきましたが、そこには日本人の知恵と工夫が凝縮されていると言っても過言ではありません。しかし、私どもの生活環境も文化に対する価値観も大きく変わってまいりました。今回の講演は、まず「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第3次基本方針、平成23年2月8日閣議決定)」と「くらしの文化」に関する基調講演、次に日本の住まいの中での和室に付いてのハウジングアナリストの率直なご意見、そして日本文化を象徴する京町屋と、そのなかでの和室、襖の素晴らしさについてお聞かせ願おうと思います。〝くらしの文化〟というこの大きなテーマに沿った今回の講演が、私ども自身と日本の将来の発展のために、自信と希望、誇りを持って前途を切り開くきっかけとなって〝やっぱり和室っていいなぁ〟と感じて頂ければ幸いに存じます。

【1】第3次基本方針と「くらしの文化」―その策定経緯と内容、実態調査の状況等―

講演者/滝波 泰(たきなみ やすし)氏

文化庁長官官房政策課企画調整官/文化広報・地域連携室長平成6年文部省入省、兵庫県教育委員会企画調整担当課長、同社会教育課長、文部科学省生涯学習政策局政策課課長補佐、宝塚市教育委員会教育長などを経て、平成21年11月より現職。現職では、文化審議会事務局を務めるほか、第3次基本方針の策定、「文化芸術創造都市」の推進、文化広報関連業務などに携わる。

【2】「くらしの文化」をどう理解して、襖の存在をアピールするか

講演者/松下 寛光(まつした ひろみつ)氏

ハウジング・アナリスト。1948年札幌生まれ。工学院大学卒業後、住宅ジャーナリズムの世界に入り、住宅産業新聞編集長を経て、93年に独立。フリーで原稿執筆、講演活動を開始。現在に至る。住宅から森林、環境問題まで幅広いジャンルで取材を続けている。環境行動計画作成のコンサルタントとしても活躍している。著書に「新・住まい学」(共著、日経BP社)、「木造住宅改革の旗手」(三水社)などがある。

【3】ふすま再発見 京町家 ― 素晴らしき和室と襖のコンビネーション ―

講演者/荒木 勇(あらき いさむ)氏

株式会社アラキ工務店代表取締役社長  全京都建設協同組合 (社)京町家作事組 (NPO)町家再生研究会 (NPO)古材文化の会 (NPO)古家改修ネットワーク (NPO)緑の列島ネットワ ーク (NPO)日本民家再生協会など多方面でご活躍。またラジオやTV、雑誌の取材も多数。京町家(町屋)や古民家のリフォーム、古材を再利用した住まいを提供している京都の工務店。木造でも、手入れさえすれば次の代まで住み続けることができるという信念で、仕事の9割は戦前に建てられた町家の改修工事。大工さんと監督さんだけで地元密着の営業。